週刊OLDKING第6号

週刊OLDKING

こんにちは、ジローです!

今号も、FCの皆さまの情報をお届けしていきまーす!!

ここは主にFC内に関する出来事などを筆者の完全な趣味で好き勝手に取り上げていく楽しいコンテンツなのです!!

FC内お知らせ

正に1面記事!

seirenさんがヌシ釣りを完遂しました!快挙!!

 

各SNS活動報告

SS撮影

めむさんの写真はいつも素敵!

難しいコンテンツもみんなでやれば怖くない!

皆さん忘れなかったかな?私もよく滑り込みでやってますw

エウレカは過酷ですが楽しい!人気NMには人が集まります!

https://twitter.com/wolvonia/status/1458743363294081026

宝探しも達成すると快感!

コーディネートは大変だけど、いい組み合わせを見つけた時の喜びはひとしお!

魔王量産!

モルボルチャレンジ組は2つ目をクリア!残り4つ!

新しいお店の情報ができたら教えてくださいね~!!

YOUTUBE動画

エオルゼアの問題に切り込むキャプテン・トラジロウ!

動画は随時更新中!

ハウジングならこちら!動画で見るとさらに目移りしちゃう!

https://twitter.com/gyupyure_atomos/status/1459400854377693187

イラスト

FCの誇るカップリングのイラスト!!

お二人ともそっくり!!

https://twitter.com/efirachan/status/1458066029385449484

部活スケジュールと活動報告

↓今回の各部案内以下の議事録参照!!

第13回 OLD.K定例祭 2021.11.07
おはようございます!こんにちは。こんばんは!合わせてこんこんー!! 最初に少々真面目な話します。新規メンバー向けに結構重要な内容の通達忘れがございました。ホント申し訳ないです。 下に内容を記入しますので目を通してくださいませ 「FC:OLD...

連載小説「山道にて」第3回

雨が少し強いことを除けば、社へ続く道はそれほど険しい道ではなかった。
いや、本当はかなりきつい。
足元を意識していないとすぐに滑りそうだ。
少し肌寒い。風邪をひきそうだ。
明日は仕事を休みにするか。上司にはなんて説明したら納得してもらえるだろう。
雨の山道を走っていて熱を出したので休みます、なんて。
絶対認めてはもらえない。

いや、そんなことを考えてる場合じゃないんだ。
あの爺さんの話。この山にいる霊の話。
かつていたずらをしていた霊が、山の神様に罰として封じられたというありきたりな伝承。
その霊が封じられた場所から逃れるために、来訪者に憑いて脱出しようとする。これもまたよくある話。
だけど。

まさか自分がその当事者になるなんて。

きっとあの子はその霊。
姿は見えないけど、まだ後ろに”いる”。
考えても見ればおかしなこと。

なんであんな山道に子供がいたんだ。
地元の子だと思ったから?

なんで助けたんだ。
見過ごせなかったから?

冷静になればおかしなことだらけ。

あの爺さんが憑かれないのは、地元の民だからというわけじゃない。
地元の人たちは必ずあの社に参っている。
そこに鍵がある。確証はないけど、既にバカげた事が起こってるのだからきっと答えも馬鹿げたところにあるんだろう。
後は、あるかないかも分からないただの予感。微かな予感。
それだけが足を動かしていた。

「おーい!」

突然後ろから声がした。
ついに幻聴までも聞こえるようになったのか。

「おーい!待ってくれ!」

違う。これは友人の声だ。

脚を止めて後ろを振り向くと、遠くからやっとの思いで追い付いてきたのだろう。
足取りが重いながらも走ってきた友人がそこにいた。

「やれやれ、とんでもない早さだな。オリンピック選手に出るなるつもりか?」

口だけはまだ元気なようだ。とりあえず先に進もう。

「待てよ!さっきの爺さんに聞いたんだが、この先に別れ道があるらしい。どちらも社に続いてるんだが、左の道がより安全に登れるそうだよ。もう片方は崖だ。」

別れ道があるのか。
大方、左は新しく作ったなだらかな新道。右は険しい旧道なのだろう。この雨だ、がけ崩れが起きてもおかしくはない。

そうして少し進むと別れ道についた。
「ここだな。爺さんの言う通りの道に進もう。ふぅ、間に合ってよかったよ」
息を切らせながら友人が言う。

その時、ふと後ろから気配を感じた。
「右…」
そう聞こえた気がした。

その後、何を考えたかは覚えていない。
大方、崖があろうともこちらが近道なのだろう。あると分かっていれば避けられるかもしれない。そんな甘い目測もあったのかもしれない。
「どこいくんだ!そっちは崖だぞ!!」
友人の声を背に、僕は右の道を登っていった。

(つづく)

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