OLDK航海日誌 第四回「麻雀夜宴」

不安を抱えたまま筆を執っている。

これは企画として成り立っているのだろうか。非常に危うい。ここで当FCマスターの口癖を思い出す。

「ノリよ、ノリ!」

ならばメンバーの私もマスターの言葉を信じ……いや、正直に書こう。マスターの言葉に責任転嫁し、ノリで筆を進めよう。今回のOLDK航海日誌内企画は、題して

麻雀夜宴

これはOLDKメンバーがただただ麻雀するだけの記事である。

こんばんは。広報部です。

残念ながら、ここでは麻雀のルールを説明したり解説したりするようなことはしない。そういったことを求める方はもっと適切なブログを探してほしい。おそらくすぐに良い情報に出会えるだろう。

繰り返すが、これは OLDKメンバーがただ麻雀をしているだけの記事である。

ではさっそく今夜の雀士を紹介しよう。東一局親より風の順に。

カナデ

「私は初心者だから」と言うがいつもの初心者詐欺である。手を作るのが早い。

くらげ

手堅い麻雀を好む。上がると何故かイカサマを疑われる。

風見

エオルゼアに来た理由のひとつが麻雀である。赤い雀士は3倍怖い。

ライカ

油断したところをロンで撃ち抜くスナイパー。本人はそのつもりはないと言うがダマ上がり常習犯。

 

この4人、実はこの1戦の前にすでに2戦している。

1戦目はカナデが勝利している。やはり初心者詐欺だ。

2戦目はくらげが勝利している。イカサマはしていないらしい。

そしてこの3戦目の前、束の間の雑談の中で風見は呟いた。

「本気出さなきゃな」

この時はまだ、誰もその一言を気に留めていなかった。

 

東一局、カナデの親である。牌をとって3巡目、赤い雀士は早かった。風見のリーチである。

く「はやい」

ラ「真っ赤じゃん手牌真っ赤じゃん」

通信不良でお馴染みの赤玉、とは意味が違うが赤玉が並んでいる。どちらも好ましくないことは共通している。

誰ひとりリーチを追いかけられないまま、あっさりと風見の「ロン」が響いた。

風「まずは一手」

カ「クソですわ!」

振り込んだのはカナデだ。

ラ「あぶな3,6握ってたわ」

そして親はくらげにうつり、東二局。

く「今ドラ確認した」

すでにこの時4巡目である。一応ドラはきっていないようだ。

そう言いつつも親であるくらげはリーチをする。しかし早々にカナデが、今度は風見からロンで上がった。

東三局。風見の親である。これがゲームを動かす一局となる。

序盤は静かだった。

ラ「皆鳴かないじゃん」

カ「ああああああああああああああ」

ラ「めっちゃ泣くじゃん」

カナデの捨て牌が中、中と並んでいる。

く「チュンチュンもったいないチュン」

カ「一羽でチュン」

カ「二羽でチュン」

カ「三羽集まれば 害獣」

どことなくチュンへの恨みが透けて見える。

そうしてカナデ、くらげ、がリーチをするも上がらず、盤面は後半へ。

追いかける形でリーチをした風見は、一発で上がった。

親倍満、24000点をカナデからロン上がりだ。リーチ棒も合わせて25000点、初期点ならば一撃でトんでいる。

く「のったなぁ」

カ「ここから巻き返せるかな」

このとき風見47800点、ライカ25000点、くらげ23000点、カナデ4200点である。

そして東三局一本場、風見はまた上がった。

カ「ふざけんなwwwww

く「いやおわるw

風「だってあったんだもん」

ラ「などと供述しており海軍は余罪を追求しております」

海軍の調査が入ったところでまた風見が上がる。

カ「うそやろ?」

風見の二本場。ここはかろうじてくらげが上がり風見を止めた。

そして東四局でカナデが上がりやや息を吹き返し、場は南場へ。

南一局、親は再びカナデへ戻る。

カ「親でまくりたい」 

言うが早く、カナデはカンからのリーチ。

く「カンしてリーチって役だっけ?」

カ「知らん(知らん)

後日調べたが、役はない。リーチから役が追加されるのは一巡目でリーチをするダブルリーチのみだ。カンからリーチをしてもリーチ以上の役はない。

風「屋区内ないよ」

誤字である。

く「おくない?」

誤読である。

カ「屋内wwwwwww

ラ「まー屋根はあるわね」

こうして青空麻雀は回避された。

屋根の存在を確認しているうちに、風見がリーチをした。そして警戒する間もなくその時は来る。

く「なにこれ」

カ「ふざけんな」

く「倍満てそんなぽんぽこ出るやつだっけ?」

ラ「ぽんぽこ出ないやつですね」

風見がぽんぽこしたためにカナデが再び瀕死になる。

この時、風見62100点、くらげ24900点、ライカ11900点、カナデ2100点。

しかしここからカナデが巻き返す。南二局、三局とカナデが上がり12000点まで稼ぐ。

しかし南四局の最終盤、風見が上がってあっさりと終了。最後は北のみ千点で風見が悠々と逃げた。

風「危なかったぁ」

何も危なくないだろ。

 

最終順位は以下の通りだ。

一位、風見62100

二位、くらげ19900

三位、カナデ12000

四位、ライカ6000

風「久々に、倍満出せたわー」

カ「二位狙いたかった」

く「生かさず殺されなかった卓だった」

ラ「キム運つけないとねぇ」

こうして4人のドマ式麻雀は幕を閉じた。やはり赤い雀士は3倍怖い。

 

最後に、ライカの言葉に則り運気を上げる一枚を載せてこの記事を締めくくろう。

願わくば、ここまで読んでくれたあなたのキム運も上がりますよう。

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